2019年、早々にインフルエンザにかかってしまいました。
高熱が出て意識が朦朧とする中で、病院で処方された薬は「ゾフルーザ」。2018年3月に販売が開始されたばかりの新薬「ゾフルーザ」を飲んでみた効果を書いていきたいと思います。
ちなみにこの記事は私個人の体験談であり宣伝等ではありません。
ゾフルーザってなんなのさ?
インフルエンザの薬と言えば「タミフル」や「リレンザ」しか聞いたことがない方も多いと思います。それもそうです、2018年の3月に発売が開始された新薬です。しかも、3月なのでインフルエンザシーズンには直面していなかったのか、あまり聞いたことがないのも無理はありません。(2019年1月現在)では、ゾフルーザをタミフルと比べたメリット・デメッリトで紹介します。調査した情報の中から確実なものだけをまとめました。
メリット
・服用が1回だけ
デメリット
・一回しか服用できないので、嘔吐してしまうと2度目の服用が不可能(タミフルなら分割なので)
・高い(タミフルの2倍程の値段、3割負担で1500円程、今回私が処方されたときは1900円程でした。。)
他にいろいろな情報がありましたが、ざっと私が分かるのはこの程度でした。メリット・デメリットを挙げましたが、私はこれを調べてゾフルーザを選択したわけではなく、医師の指示のままにゾフルーザを服用し、後で調べた結果です。処方されたときはインフルエンザ薬の値段なんて覚えていないので相場なのかなと思っていましたが、改めてタミフルの値段を知ると凄く損した気分です。メリットに対して値段が高すぎるのでは・・・と健康になった今の私は言えますが、高熱にうなされているときは一回だけの服用というのは非常に楽だったようにも思えます。
実際、服用してから熱が下がるまでの時間は?
結論から書きます。私の場合18時間後程度でした。
39.0℃くらいの高熱が出てからちょうど24時間くらい経ってから医師の診断を受け、ゾフルーザを服用しました。そこから、しばらく症状が回復することはなく薬の効果を疑いましたが、18時間後程度経つと急に汗が出始め体温が下がり始めました。平熱に戻ったのは、その数時間後でした。(そのあたりで眠ってしまったので正確に覚えていないです。) これが早いのか遅いのかは正直よくわかりません。飲んでも半日以上は全く体調に変化がなかったため効き目を疑っていましたが、18時間後には「おぉ」とびっくりするくらい熱が下がってきました。
下記のPMDAのHPにも載ってますが、本薬を飲んだ方がおよそ24時間ほど回復が早いというデータもあるようです。(グラフだったので正確な数値は読み取れなかったですが・・・)
同じくPMDAのHPのタミフルのページを見てみると、タミフルを飲んだ方が中央値で23.3時間回復が早いというデータがありました。これだけ見ると大差はないように思えます。
副作用はあったか?
これも結論から書きます。私の場合無かったです。
これといった副作用等は薬剤師からは聞いていませんでした。薬を貰う前に聞かれたのは吐き気があるかないかくらいです。おそらく、これはゾフルーザのデメリットである「一回しか服用できない」という特性から質問されたのだと思います。私は高熱でしたが、その他は咳ぐらいしか症状はなかったので「ないです。」と答え、ゾフルーザを処方してもらいました。その後、すぐに薬を飲んで症状も回復しましたが、これといった副作用を私は感じませんでした。
結局、何が従来と違うのだろう?
医療関係者ではない私には、よくわかりませんでした。
素人目線で見ていると「服用回数」「値段」の違いかなと思うくらいです。塩野義製薬さんのHPの記事をみると「既存の薬剤とは異なる新しい作用機序でインフルエンザウイルスの増殖を抑制します。」と書いてありましたが、何が違うんだろうなーと思ったりはしますが、このあたりまで理解できてくるともっと違いの理由が明確になるかもしれません。どちらにせよ、きちんと効果はあるお薬なので、専門家であるお医者さんが選んでくれた薬を私は服用します。
そして、最後に今回はインフルエンザを直してくれた「ゾフルーザ」さんありがとう!とお礼を言いたい限りです。